お越しいただきありがとうございます。
我が家はクレバリーホームで37坪の平屋を建てました。
家を建てるうえで最も大切で、最も大変なのが間取り作り。
家作りは、大抵の人は一度しか経験できません。
間取り作成も、未経験で本番に挑むしかないのです。
そのため必要なのが情報収集と、生活をシミュレーションする事。
そしてプロのアドバイスを受ける事です。
この記事ではわが家の実際の間取りと、特にこだわったところを紹介します。
誰かのお役に立てれば嬉しいです。
37坪平屋の間取り公開
早速間取りを公開します!
「居室のみ」カウントすると4LDKです。
居室とは、居住、集会、娯楽などのために使用する部屋のことです。LDKや、子ども部屋、寝室などがこれにあたり、トイレ、浴室、洗面室、玄関は居室には含まれません。また、建築基準法で定める採光や通風等の要件を満たさないものは、居室とは認められず、納戸といいます。
不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME’S 不動産用語集
1.5帖の仕事部屋は、採光できない影響で居室ではなく納戸の扱い。
納戸で仕事してるってことです
同じ理由で、2帖ほどある「家事室」も居室ではなく、あくまでも家事をする部屋です。
我が家の間取りのこだわりについて
間取りを決めるうえで特にこだわった部分を解説付きで紹介していきます。
参考になったら嬉しいんやで。
絶対譲れなかった「平屋」
住んでみた感想は?
夫婦とも「建てるなら絶対に平屋!」という考えでした。
理由はいくつかありますが「管理が楽なこと」が一番の理由。
平屋 | メリット平屋デメリット |
---|---|
耐震性が高い 間取りの自由度が高い 家事導線がコンパクト 階段部分が不要 光熱費が安い 外壁メンテナンス費が安い | 費用(土地・建築・税金)がかかる 防犯に工夫が必要 プライベートが確保しにくい 水害に弱い 日当たり・風通しに難アリ 子供受けが悪い |
平屋のメリットは一時的な物ではなく、長く住むほどに大きく影響します。
日々の生活に直結する事ばかり
対してデメリットは初期費用と設計の工夫でカバーできるものが多い。
実際生活してみて、しみじみ思います。
生活が、とにかくラク。
- 掃除へのハードルが低い
- 家事導線が短い
- 家全体を把握しやすい
我が家では私が家事全般を仕切っていますが…
正直私は家事が得意ではありません。
物忘れが激しくて、マルチタスク(作業同時進行)が苦手。
「苦手」なことは元々痛感していたので、間取りに工夫を散りばめました。
工夫の要(かなめ)が「平屋」というところ。
将来、体力面で不安がでても楽に生活できるように工夫しているよ
限界まで広く!リビングの広さに全ベット
間取り作成時、私もネット上で情報をたくさん集めました。
先人の知恵って大事。
特に「失敗談」がね。
「良かったこと」も大切ですが。
「後悔していること」を知れば失敗を避けられる。
複数のサイトで、必ずと言っていいほど言及されていたのがリビングの広さ。
「もっと広くすればよかった…」
っていう意見をたくさんみたよ
集まって楽しく会話すること、各々自由に作業すること。
同時に叶うのが広いリビングの良さです。
もちろん、リビングが広すぎる事で発生するデメリットもあります。
- 冷暖房が効きにくい
- 掃除が大変
- 他の部屋が狭くなる
- 落ち着かない
わが家も他の部屋の広さを諦めることに…。
但し、それ以外のデメリットは該当しませんでした。
家の断熱性能が優れているのと、
建て得で太陽光発電しているから昼間電気代を気にせずエアコン使える!
リビングが広いからこそ、ロボット掃除機が大活躍!
リビングを広くしたことで、家族が常に集まる空間にできて満足しています。
各室クローゼット無し。不便はある?
「リビング」「主寝室」「子供部屋」「和室」
すべての居室に備え付けの収納がありません。
収納が点在するとモノの位置を把握しきれず、家事負担が増える…
クローゼットたっぷりの賃貸物件に住み続けて、自分と相性が悪いと常々感じていました。
そのため我が家はファミリークローゼットに全集約。
でも、子供が大きくなったら子供部屋にクローゼット必要になるんじゃない?
子供部屋が本格的に稼働し始めたら、収納を後付けするつもりで設計しました。
…というのも、子供部屋を子供部屋として使う期間は実は長くないのです。
子供が巣立ったあと、どんな用途にも対応できるよう、収納でスペースを取られない部屋にしておきたい狙いもあります。
子供部屋にはロフトベットを導入して、下を収納や勉強スペースにする予定だよ。
家族の荷物はウォークスルーのファミリークローゼットに
前項通り、各居室にクローゼットを設置せず、ファミリークローゼットに集約しました。
ウォークイン(WIC)とというよりウォークスルー(WTC)に近いかな?
洗濯機のある家事室(ランドリールーム)のすぐそばにファミリークローゼットを設置。
苦手な洗濯の導線を極限まで短くしました。
家族全員の洗濯をするのに最適な導線
ゆくゆく、子供が大きくなったら衣類を子ども部屋に移して自分の衣類を管理してもらう計画です。
おしゃれな家具を子供と一緒に選んで部屋作りするのも楽しみの一つです。
【和室付けるか問題】リビング隣の和室
「和室を作るかどうか?」は、意見がはっきり分かれるところ。
建てる家の雰囲気によっては不要だったり、用途がハッキリしない場合も。
ただ、和室がある家を対象にした調査では、8割の人は「あって良かった」と回答しています。
「家に和室があってよかったか」を聞いたところ、「とても良かった」「まあ良かった」が合わせて81.8%という結果に。
最近の新築住宅やマンションでは、「和室があると家全体の統一感が損なわれる」などの理由から和室をつくらないケースも多々あります。しかし実際には「あってよかった」と感じている人が多いとわかります。
【和室はいらない?】男女500人アンケート調査 株式会社AlbaLink
「和室がある」人対象の調査だから「良かった」に多少寄っている可能性はある
我が家は和室を作りました。
理由は以下の通り。
- 仏壇スペースが欲しい
- 来客時布団を敷きたい
- 子供が遊ぶのに良い
- 畳が好き(特に旦那)
「明確な理由があったから」だけでなく、ホッとする空間になったので和室を作ったのは正解でした。
「家事室(ランドリールーム)」+除湿器で室内干し完全攻略
洗濯物の干し場所は「外」が一般的。
でも乾きあがりは天気・日当たり・湿度に左右されます。
室内干しの匂い、ため込むストレスから解放されるためにも、室内干しを想定しておくことは重要です。
リビングに干場を作る、浴室乾燥を取り付けるというのも対策の一つ。
浴室乾燥は同時に浴室のカビ予防にもなりそう
でも、わざわざ人の集まるリビングに干し場を作るのは抵抗が…
浴室乾燥も、専用の乾燥機を導入するのは費用やメンテナンスの面でNG。
そこで、洗濯機置き場を家事室(ランドリールーム)にして、以前から使用している除湿器をその部屋で使用することにしました。
除湿器は10年選手がまだ活躍中!
↓三菱電機の除湿器ずーっと使っています。壊れにくいし除湿機能も優秀です↓
家事室は広くないので、除湿器を稼働すると効率的に除湿できます。
↓家事室では物干しロープ採用↓
脱衣スペース確立でプライバシー確保
家を建てるなら絶対に作りたい!
と思っていた部屋が「脱衣スペース」でした。
それも完全独立・施錠可能が条件。
思春期の時から欲しかった。
実家や友人宅へのお泊りの時も必要性感じてたんだよね。
たまたま発生した家事室から浴室までの導線上に、引戸を設置して簡易的脱衣スペースに。
ドアをトイレと同じ仕様にして施錠を可能にしました。
「ガッチリ施錠」ではなく、間違って開けるリスクを無くしたい!
誰かが入浴していても洗濯作業ができるのも良いよ。
脱衣スペースには稼働棚を可能な限り設置して、タオルや洗面道具を置いています。
汚れ防止のため、お風呂にできるだけモノを置かない。
ソープ類は持ち込み式にしてるよ。
理想の家を叶える「メーカー探し」
無料相談でスタートしよう
間取りのこだわり・希望を紹介しましたが、家作り当初から考えていたことばかりではありません。
家作りの無料相談、紹介してもらったメーカーとの商談の中で具体化していったことばかりです。
例えば…
「ランドリールームを作りたい!」
など具体的なアイディアをこちらが出したわけではありません。
「洗濯がとにかく苦手だから楽にしたい」
という「私の苦手」の解決手段として提案してもらったアイディアの組み合わせだったりします。
まずは要望の基礎部分を無料相談で固めましょう。
その上で理想に近いメーカーを紹介してもらい、具体的に家作りを詰めていくのが家作りの最適解だと私は思います。
相談の体験談はこちら↓
生活のこだわりを間取りに活かそう
家は日々の生活の拠点です。
だからこそ、間取り作りは徹底的にこだわるべき。
だけど素人だけで悩むのは限界があるので…
無料相談やメーカー営業さんの力を存分に借りて、困りごとを解決できるアイディアをたくさん取り入れましょう。
わが家のアイディアが参考になったら嬉しい!
コメント